病気になってからの時間のながれかた

日々の興味を持ったこと、食べること、健康を中心に書いています♪ 現在は外来受診中です、脳腫瘍になった方との情報の共有したいと思ってBlog始めました☆

家の強烈個性のあるおじいちゃんⅢ チョコレートパフェ

 こんばんは、実家で一緒に住んでいた強烈な個性のあるファンキーな祖父がいたということを以前2度ブログで紹介しました。“日々の何でもないこと“にカテゴライズしてます。

 今日もその愛すべき変人である祖父の生態をこちらで紹介します。これでもう祖父のエピソードが尽きたかなと思いましたが、まだありましたので書いていきます。

 祖父と祖母の日課の事です。ここ中部地区では“モーニング”という喫茶店文化があります。簡単に言うと喫茶店で午前中の決められた時間までに注文するとトーストや卵やサラダが付いてきます。トーストへのトッピングを選べるお店も少なくないです。祖父母、特に祖父はその“モーニング”への愛がすごかったです。なので幼稚園に入るまでは毎日のようにその“モーニング”へ連れて行ってくれました。もちろん祖父母と私の3人です。祖父は甘いもの好きで喫茶店のパフェもそうでした。中でもチョコレートパフェをよく注文して一緒に食べました。グラスの下にシリアルにチョコレートをかけたものが入って、その上にアイスクリーム、その上にホイップクリームとリンゴが綺麗に飾り切りされたものと、バナナと缶のサクランボのシロップ漬けが乗り、そこに三角の層になったクッキーが刺さっていて最後の仕上げにチョコレートシロップがかかった王道なチョコレートパフェでした。みかんのシロップ漬けや緑色の砂糖菓子が乗っているお店もありました。

 ポイントはミントやブラウニーが乗って無いことです、おしゃれすぎないのが喫茶店のパフェです。なので私は主食をちゃんと食べれない子供になってました。

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チョコレートパフェ

 休日になれば父母や兄弟も加わり家族で“モーニング”に行きます。個々に新聞や雑誌を読んだりして静かに過ごすのが我が家のスタイルでした。大体6軒の徒歩か自転車で行ける範囲内のお店に通っていました。今ではその中で3軒はお店をたたんでしまっています。

 そんな道中や喫茶店内でいろんなトラブルがあったみたいです。2~3歳の私で覚えている事件は、祖母の自転車の後方の荷台に取り付けられた子供が乗るかごに乗せてもらった私が、つい脚をブラブラさせていると自転車の後輪のワイヤーにひざ下が入り巻き込まれて痛くて大泣きです。

 誰かのホットコーヒーに代わりに自分が砂糖を入れると張り切ってその挙句に手を火傷したこともありました。危ないと言われれば言われるほどやりたくなるのが子供だと思います。こうやって子供は成長していくのですね。

 おじいちゃんのいた頃はカタカナ英語が増えだした頃でした。なのでおじいちゃんは喫茶店での注文時にチョコレートパフェのことをちゃんと呼べないでチョコレートハヘと呼んでいました。入れ歯がそうさせていたのかもしれませんが、パフェだよ、と言ってもなかなか難しかったようです。