病気になってからの時間のながれかた

日々の興味を持ったこと、食べること、健康を中心に書いています♪ 現在は外来受診中です、脳腫瘍になった方との情報の共有したいと思ってBlog始めました☆

定期のMRI検査行ってきました

こんにちは!いつも覗いて頂きありがとうございます!

 

 今日は外来でMRI検査だけ受けてきました。

 ということでMRI検査とは何か、なんとなく知っているという方が多いと思います。少しだけ詳しくお伝えします。

 MRI装置は強い磁場を発生させるて体に電磁波を送り、その音の共鳴を拾うことによって画像で体の断面画像を見れるというものです。

 

 今朝の話ですが、MRIの装置に入ってすぐに眠かったのですがこんな騒音の中で寝れるわけがないと思ってましたが今日は初めて検査中に寝てしまってました。体がドーム型の細長いところに移動されると中で音が鳴り始めます。「ピコピコ」「ビー」「ガンガン」という感じで多種の音が不定期なリズムで聞こえてきます。

 検査中は特に撮影部位を動かさなければ問題はないのですが、最初、首を掻いて少し頭がぶれたことにより最初からやり直す羽目になり焦りました。当初はてんかん発作やパニック発作が検査中起こらないかと緊張していました。今はパニック発作は起こらないので安心して受けられています。

 

 少し掘り下げます。

 通称、MRI検査(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像診断)は磁力と電波により臓器や血管等を画像化する検査です。レントゲンやCT検査と違い放射線を使用しないのがありがたいですね!

  • 検査の原理: MRIは水素原子を利用して高解像度の画像を作成します。磁石と電波を組み合わせて体内の詳細な画像を取得します。
  • 検査対象: MRIは脳、四肢関節、脊椎、腹部など、さまざまな部位の検査に使用されます。
  • メリット:
    • 放射線被ばくがない: MRIX線を使用しないため、被ばくの心配がありません。
    • 質的診断が可能: 疾患の質的診断ができます。
    • 血管や脈管の撮像が可能: 造影剤なしで血管や脈管を画像化できます。
    • 早期の脳梗塞の診断が可能: 脳梗塞の早期発見に役立ちます。
  • デメリット:
    • 検査時間が長い: MRIは15~60分かかります。
    • 制限がある場合がある: MRIを受ける際には一部の制限があります(例:心臓ペースメーカー、人工内耳、刺青、閉所恐怖症など)。
    • 大きな音が発生する: 検査時に大きな音が出ることがあります。

T(テスラ)は磁場の強さを示しており、これが大きいほど高画質かつ短時間に撮像することができます。

現在臨床で用いられているMRIは0.2T~3Tまであります。)

出典:MRIとはどんな検査?|MRIで分かる事、CTとの違いを解説します | 医療法人育德会 磯村医院 (ikutokukai.com)

出典:MRI検査のわかりやすい解説|検査を受ける前に知っておきたいこと!! | クワシラ (kuwashira.com)

 私も下図の写真の様に、頭を乗せるところで顔の両脇に詰め物をして固定させて、それからカバーを付けられます。最初は詰め物が無く上記の様に頭が動いてしまうことがあったように、他の患者さんでもやり直すことが多かったのかもしれず方法が改良されたのかもしれません。他の部位を検査する方はどうなのでしょう。

 よく海外や日本の医療ドラマでMRI検査の様子が見られますが、私の通う病院では技師さんは別の部屋でモニターで確認してます、なのでドラマの様にほぼ全面のガラス越しにモニター見ながらマイクで支持したりなんてことは無いですね。

MRI検査の装置

検査結果のイメージ画像

次回CT検査についてお伝えします。

(今日の医療用語.57MRI検査)