病気になってからの時間のながれかた

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新型コロナワクチン予防接種についての説明書・子供への治験の開始

  新型コロナワクチン予防接種についての説明書を医療従事者に該当する母が家に持ってきたので読んでみました。気になる点、注目されそうな点を挙げてまとめてみたいと思います。途中青文字部分から新型コロナワクチン予防接種についての説明書に移ります。前半は個人的に気になったニュースの内容です。

  • 子供への治験がアメリカ、カナダ、イギリスなどで始まったそうです。アメリカのバイオテクノロジー企業モデルナは16日、開発した新型コロナウイルスのワクチンを、生後6カ月から12歳未満の子どもに投与する臨床試験を始めたと発表した。モデルナによると、対象となるのはアメリカとカナダの生後6カ月から12歳未満の子ども6,750人。モデルナは、年齢によってワクチンの用量を変えるなどして2回投与し、有効性や安全性を確認することにしている。
  • その他子どもの臨床試験アメリカのファイザーが12歳以上、イギリスのアストラゼネカは6歳以上の子どもを対象に始めているが、モデルナは乳幼児を含むより低い年齢での試験となるそうです、ここで気になるのが日本での12才未満の子供への投与の予定日程です。どうやら日本政府は全国民への無料のワクチン接種を計画。(1)医療従事者(2)65歳以上の高齢者(3)基礎疾患がある人―などの順に進め、一般国民は5月下旬から6月上旬の開始を想定しているという。
  • 加藤勝信官房長官は20日の記者会見で、ワクチンについて「海外では治験データに基づき(米製薬大手)ファイザー社のワクチンは16歳以上に接種している」と指摘。政府は海外事例を踏まえ、16歳未満を当面、対象外とする考えだ。とのことで16歳未満は安全性の確認を待ってからの投与となりそうですね。
出典:FNNプライムオンライン
 出典:JIJI.com
  • ここで昨日あたりから問題視されているアストラゼネカ社のワクチンによる副反応として、血栓ができやすくなるという情報が出ており、昨日の時点で2人ほどの死亡者が出ているそうです。イタリアでワクチン接種後に8件の死亡例と4件の重症例を確認し、そのうちの数件はワクチンの接種を受け数日が経過している。現在、調査の確認が行なわれているそうで、世界保健機関(WHO)のマーガレット・ハリス報道官は12日、アストラゼネカ社が開発したワクチンがもたらす利益は否定的なデータを上回るとし、ワクチンの使用を継続するよう各国に呼びかけていた。
  • これまでアストラゼネカ社のワクチン使用を一時停止した国は次の通り。アイスランド、イタリア、エストニアオーストリア、スペイン、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、フランス、ブルガリアラトビアリトアニアルクセンブルク。13国にも及ぶそうで、日本ではこのアストラゼネカ社製のワクチンを6000万人分もの膨大な需給を受ける予定をしているそうで、今後予定通りに輸入するのか、他国同様に摂取停止するのか、他社のワクチンで差し替えができるのか、ワクチンの輸入量で各国間での格差が出来そうです。その他諸外国からのワクチンの需給を受ける予定は下記です。
  • 年内にファイザー社製(米)7200万人分
  • 9月までにモデルナ社製(米)2500万人分
  • アストラゼネカ社製6000万人分
出典:Sputnik
 ここからはワクチン接種の事前確認の話に移ります。

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新型コロナワクチンファイザー社製
  • 摂取回数と間隔、2回、通常3週間の感覚 ※筋肉内に摂取
  • 摂取対象、16才以上(16才未満の人に対する有効性・安全性はまだ明らかになってません)
  • 摂取量、1回0.3mlを合計2回
  • 本ワクチン(ファイザー社製)で十分な免疫ができるのは、2回目の摂取を受けてから7日程度経って以降ろされている
  • 下記の4つに該当する場合は予防接種を受けることができない人
  1. 明らかに発熱している人(通常37.5℃以上を指しますが、これを下回る場合も平時の体温を鑑みて発熱と判断される場合はこの限りではありません)
  2. 思い急性疾患にかかっている人
  3. 本ワクチンの成分に対して重度の過敏症(アナフィラキシーや、全身性の皮膚・粘膜症状、嗚咽、呼吸困難、血圧低下等、アナフィラキシーを疑わせる複数の症状)
  4. 上記以外で予防接種を受けることが不適当な状態にある人
  • 下記の6つに該当する場合は予防接種を受けるにあたり注意が必要な人
  1. 抗凝固治療を受けている人、血小板減少症または凝固障害のある人
  2. 過去に免疫不全の診断を受けた人、近親者に先天性免疫不全症の方がいる人
  3. 心臓、肝臓、腎臓、血液疾患、発達障害などの基礎疾患のある人
  4. 過去に予防接種を受けて、接種後2日以内に発熱や全身性の発疹などのアレルギーが疑われる症状が出た人
  5. 過去にけいれんを起こしたことがある人
  6. 本ワクチンの成分に対して、アレルギーが起こる恐れのある人
・妊娠中、又は妊娠している可能性がある人、授乳されている人は、接種前の診察時に必ず医師へ伝えてください。

 ファイザー社製のワクチンの成分
▷有効成分
・トジナメラン(ヒトの細胞膜に結合する働きを持つスパイクタンパク質の全長体をコードするmRNA
▷添加物
・ALC-0315:[(4-ヒドロキシブチル)アザンジイル]ビス(ヘキサン-6,1-ジイル)ビス(2-ヘキシルデカン酸エステル)
・ALC-0159:2-[(ポリエチレングリコール)-2000]-N,N-ジテトラデシルアセトアミド
・DSPC:1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン
コレステロール
・塩化カリウム
・リン酸二水素カリウム
・塩化ナトリウム
・リン酸水素ナトリウム二水和物
・精製白糖 
  • 下記の3つは摂取を受けた後の注意点
  1. 接種前に、ご自宅で体温を測定し、明らかな発熱がある場合や体調が悪い場合などは、接種を控え、接種を受ける予定の施設にご連絡ください。
  2. ワクチンは、通常、三角筋(上腕の筋肉)に接種するため、肩の出しやすい服装でお越しください。
  3. 接種を受けるための手続きや場所などについては、「接種についてのお知らせ」又は「医療従事者等の接種について」をご覧ください。とのことです。接種の予定が決まれば郵便などで通達されるのではないでしょうか。
  • 副反応について
主な副反応は、注射した部分の痛み、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱等があります。またまれに起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーショックがあります。なお、本ワクチンは新しい種類のワクチンのためこれまでに明らかとなっていない症状が起こる可能性があります。接種後に気になる症状を認めた場合は、接種会場あるいはかかりつけ医に相談しましょう。
  • 母曰く、どこ製のワクチンを接種したいかは個人では決められない
  • ちなみに母が接種するのはファイザー社製ワクチン

出典:新型コロナワクチン予防接種についての説明書

ここでは、予防接種後15分以上の待機時の注意点と、予防接種健康被害救済制度については省かせていただきます。

 一部分同様の内容が厚生労働省のHPでも記載されていましたので添付します。

ファイザー社のワクチンについて|厚生労働省

 ワクチンはそもそも副反応が出るものだとよく耳にしますが、今回のコロナではワクチンの開発が早く正常な判断がしづらいです。SARSの時もこのような対応だったのでしょうか。コロナにかかるリスクと、ワクチン接種による副反応のどちらを取るかの2択だったのが、副反応による死亡の可能性まで出てきてしまいました。さらに変異株へのワクチンの有効性が20%と低いことも耳にしています。どうなるのでしょう。