こんばんは、今日はCBD:Cannabidiol(カンナビジオール)とは何か、ということを調べてまとめたいと思います。
☆興味を持ったきっかけ
この大麻由来の医療用成分がてんかんやパニックの発作の緩和のために使えることを知り調べ始めたました。
前回の脳神経外科の受診時に担当医に使っていいかとやんわりと打診したのですが軽く一蹴されました。その時の様子はこんな感じです。過去ブログから抜粋します。
私:「CBD、カンナビジオール、大麻の成分が2019年に厚生労働省に認可されたみたいですが、薬ができるのはどれくらいになるんですかね?」遠回しに使いたいと伝えました。
主治医:「うーん、難しいよね」鼻でフッと笑うようにしてから言いました、やはり渋い反応でした。「これまで使ってきたことのないものだから、今のてんかんの薬と同じでどれくらいその人に使用したらいいかもわからないしねー、難しいよね」
私:「そうですか」納得いきません、確かに的を得た答えですが、少しなんだかいつもはぐらかされたように感じます。「あと、日本人の医師でアジア人の赤ちゃんに使って効果が出たという論文が出している人がいました」もうこの会話はほぼ終わってるのは分かってましたがまだ諦めません。
主治医:「へー!、そうなんだ、今度持ってきて」少し驚いてから笑ってましたが本心か私を笑っているのか分からなくなりました。「それで、何のために使いたいと思ったの?」
私:「てんかんを抑えるためです」
主治医:「そうか」「そういう対象になる患者さんならもしかするとあるかもしれないけどね、まあ難しいだろうね」難治性の先天性のてんかん患者さんのことだろうか? そういう方の中には1日100回ものてんかんの発作が出る場合があるそうで、上記の論文を書いた医師がその赤ちゃんのてんかんをCBDの摂取によって、1日100回から週に1.2回までに減らすことができたという記事を発見したので、質問してみたのです。
2年後越しの精神科受診とCBDについての質問と医療従事者からワクチン接種のスタート - 病気になってからの時間のながれかた
☆CBDについてのざっくりとした説明
医師に質問する前に下調べしたところ、2019年に厚生労働省に認可されたのですが、まだ普及していないものです。大麻由来と聞くと身構える方もいると思いますが、私も最初そうでしたがTHCというふわっとしたり幻覚のような感覚をもたらす成分は入っておらず、決して怪しいものでも危険なものでもありません。
そこまで確認した時点で上記のように担当医にダメもとでと質問しましたが、やはり想像通りの落ちとなりました。なのでいつか使える時が来た時のために調べます。
カンナビジオール(国際一般名:Cannabidiol)、略称CBDは、麻に(薬用の大麻以外にも)含まれる、少なくとも113あるカンナビノイドのひとつ。主なフィトカンナビノイドで、麻の抽出物の計40%までの割合を占めることもある。
商品名エピディオレックスとして、アメリカで2018年に医薬品に承認、欧州では2019年に承認。
テトラヒドロカンナビノール (∆9-THC、以下THCと表記) のような典型的な効果(精神作用)はなく、乱用、依存、身体依存、耐性はみられない。CBDは広く医療への応用の可能性があるとみなされている―臨床報告によると、副作用が少なく、特に向精神作用がなく、精神運動学習や心理的な機能に影響がない事などがその理由である。医薬品としての治験が完了しているものがあり、また規制を緩和した国が見られる。
薬物規制に関する国際条約による規制はない。健康食品や化粧品成分としても流通している。日本で流通しているものは規制対象ではない麻の茎と種から抽出されている。健康食品としてのCBDは、オイルやバーム、キャンディーなどに加えられ摂取される。日本では2020年頃から、既成の輸入食品ではなく、CBDを輸入し国内で食品を加工する国産ブランドが台頭してきた。
アメリカ政府が所有する特許「抗酸化物質、神経保護物質としてのカンナビノイド」特許番号:6630507にリストされている物質である。出典:Wikipedia
☆CBD成分の効能
- リラックス効果
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パニック障害への効果
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炎症 や痛みの緩和
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痙攣の緩和
- 不安神経症の緩和
- 炎症の緩和
- 嘔吐の緩和
- 癌細胞の成長の抑制
- 不眠症(睡眠障害)の改善
- 片頭痛の改善
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今現在の研究の対象とされている疾患や症状は以下のようなものになります。
☆研究中の多くの疾患に期待されるCBD成分の効能
不眠症改善、統合失調症、うつ病、アトピー性皮膚炎、摂食障害(拒食症)、癲癇(てんかん)、薬物依存、アルコール依存症、強迫性障害、パーキンソン病、白内障、緑内障、ハンチントン病、ALS、脳卒中、心疾患、肝疾患、外傷性脳損傷(TBI)、血圧改善、細胞炎症の緩和、便秘改善、ガン(癌細胞増殖抑制)、前立線ガン、肺ガン、乳がん、悪性リンパ腫、白血病、口腔がん、肝臓がん、膵がん、大腸がん脳腫瘍、AIDS、自己免疫性ぶどう膜炎、繊維筋痛症、骨粗鬆症
こんなにも多くの疾患に利くのであれば未来が明るいですね。てんかん発作への効果の他にも脳腫瘍への効果も期待されてるという私にとって大切な嬉しい効果もあることが分かりました。早く治験が進むことを願います。
なので主治医は「何のために使いたいと思ったの?」と私に聞いてきたのでしょう。その真意が調べ始めて分かりました。
☆CBD成分が注目されたきっかけ
当初5歳のシャーロットちゃんは現代西洋医学のあらゆる手をつくしても、シャーロットちゃんの癲癇は改善がみられず、唯一残った選択肢が「ヘンプ」であり「CBDオイル」でした。当時のご両親は、小さなシャーロットちゃんにヘンプを摂取させることに抵抗を感じていましたが、精神作用成分のないCBD製品を試し、そしてシャーロットちゃんの癲癇はCBD摂取後数分で止まったのです。その後もシャーロットちゃんの癲癇は良好な経過を見せたそうです。すごいです。
☆CBD成分の注目点
- 副作用が報告されていない
- その他サプリメントと同じように「続ける」ことが重要
- 原料がオーガニックで優良な商品も多い(高価なものも多い)
- 上記の研究中の多くの効能への期待
- リラックスしたり片頭痛をやわらげたりするという効果は口コミで広がっています、気軽に使って快適に過ごすこともできる
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スポーツ選手もドーピングに引っかかる事なく摂取できるようです。
☆CBD成分の主な商品(摂取方法)
- CBDオイル---がん患者さんで使用したという話ではオイルを使ったという話を見ました。
- CBDリキッド---Vape(電子タバコの機械)が必要
- CBDワックス&カートリッジ---専用のヴェポライザー(タバコ葉を加熱するデバイスでアイコス、グローと仕組みは同じ機械)が必要
- CBDグミ&エディブル---グミは簡単に摂取でき良い製品が多いと注目されている
- CBDコスメ
上記のCBDオイルを知ったきっかけの1つであるブログを紹介します。良質な製品を紹介されています。
出典:15歳で脳腫瘍と精一杯闘った息子への思い(from香港)
CBDオイルと脳 | 脳腫瘍と精一杯闘った15歳の息子への想い(from 香港)
出典:CBDのある生活を研究するwebマガジン Life with CBD
CBDリキッド・CBDオイルとは?気になるメリットとデメリット&感想 - Life with CBD
出典:CBDって実は万能ではないのか説
CBDが癌を治す?気になる研究結果と実際に使った人の体験談 | CBDって実は万能なんじゃないか説
☆CBD成分の原料の大麻の歴史
大麻は麻の一種で昔の日本では大麻の茎を割いて繊維にして主に母が子に服を作ったそうです。七味唐辛子の中に麻の実が入っておりなじみがあります。
てんかん発作への効果の他にも私にとって大切な嬉しい効果もあることが分かりました。なので主治医は「それで、何のために使いたいと思ったの?」と私に聞いてきたのでしょう。その真意が調べ始めて分かりました。
色々詰め込みましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。疾患を持つ多くの方の希望になるだろうなと感じています。