てんかん持ちにとって光過敏性発作とは?
今回この言葉を知ったきっかけは今年の秋口に実家で、猫ちゃんたちの爪とぎ場所になっていたボロボロのふすまのヘリをきれいにするためにふすまを新調しました。新しいふすまは明るいアイボリー色を選びました。
業者さんが手際よく用意したふすまを丁寧に、少し傾いた床でも滑りの良い様にその場でカンナがけして取り付けてくれました(我が家は傾いているので、ビー玉が東の方向に転がります、体調に支障はありませんが近所で新築のための基盤工事の影響を受けることもあるようです)
新しい明るいアイボリーの色のふすまが無事付けられて、その後日中は皆で「きれいだね~」と言いあいながら過ごしていました。
夜になり、雨戸を閉めて新しいふすまも全て締め切り室内の電気を付けると凹凸の無いふすまは、反射率も良く眩しいくらいでした(私が乱視なせいもありますが)すると数分もしないうちに気持ちの悪い、けいれん発作の予兆のような嫌な感覚になり始めました。
自分でも意味が分かりません。
ふすまの周りの壁紙は改装前でくすんで黄ばんでいるのに新品のふすまのアイボリーが明るく、その明暗の対比かもしれません。しかしてんかん発作の原因となりやすい色刺激に表記されているのが、赤と緑や、赤と青です。なのでそれとも違います。
光過敏性発作というものは何か、
光過敏性発作(ひかりかびんせいほっさ、英: Photosensitive epilepsy, PSE)は、視覚に飛び込んだ光刺激に対する異常反応の症状をいう。 ... これらの症状は一時期「光過敏性てんかん」と呼ばれたものの、光過敏性発作を誘引する原因には光刺激性てんかん(てんかんによる ... 東京は点滅の周期や色を制限したり、
出典:Wikipedia
ということなので、結局なんで私が気持ち悪く感じたかはわからないままです。
更にさかのぼって2~3か月前の夏頃に体験したことです。
よく家庭で使われるジョイントマット(組み合わせ式のパネル状のマット)を購入して家で組み立てて敷き詰めました、汚れてもすぐに拭けるし姪っ子が来ても大暴れしてもらえる♪という事でカラフルな色のパネルもいくつか入れ込んで組み合わせて敷き詰めました。
組み立て作業中には何も感じませんでしたが、完成後そこに座ったり横目にそのマットを見ていると、ふすまを交換した時の様にすぐにソワソワするようになり気分が悪くなりました。色は添付写真と同じクリームとブラウンの組み合わせです。外側のギザギザ模様に反応しているのか、色の濃淡に反応しているか何なのかが分かりませんでした。なのでそれまで敷いていたラグをジョイントマットの上に乗せて見えないようにしました。そしたらすぐに気分も良くなりました。
その月の外来受診の時にその件を主治医に伝えましたが、
「なんだろうね~、確かに色や模様に反応することはあるけどね~」と思い当たらないようでした。
当初新しいふすまは半分開けて使用しながら慣れるまで調節しながら使いました。
そこから1週間ほどで全部のふすまを閉めても違和感なく過ごせるようになりました。
(よかったよかった)と思いつつもまた色や模様まで気を付ける項目が増えました。