病気になってからの時間のながれかた

日々の興味を持ったこと、食べること、健康を中心に書いています♪ 現在は外来受診中です、脳腫瘍になった方との情報の共有したいと思ってBlog始めました☆

体温計の誤差の容量

 2日前の歯医者に通院したときのことです。いつも通り、診察券と保険証を出すと体温計が渡されました。

 

 

 前回は37℃を下回るまでで、5~6回も計り直しをしました。平熱が35.6℃の私にとって37℃は体感的には微熱を通りこし発熱状態なので、37℃以上で病院に行くことはまずしませんし、できないです。

 その時は「水を飲んだりしてみて」などと受付さんが機転をきかせてトライさせてくれた結果36℃台が出ました!って変な話ですよね(それっていいの?体温計は正確な体温を出せてるの、そもそも計り終わるのに5~6分もかかってるし、遅すぎない??)その色あせた体温計を見て疑問しか浮かびませんが、これをパスできないと治療が受けれません。

 

 

 しかし今回、2日前の通院ではその体温計という難関をパスできませんでした。2回目はコートを脱いで計ります。しかし、

2回37℃台の結果が出ました、NGです。すぐに受付まで院長が来て、

院長:「ごめんなさい、今回は治療できません」

私:「え、そうですか」

院長:「37℃台が2回出たのでね、できませんね」これは押しても無理だなというオーラが出ていたのですぐに返事をします。

私:「わかりました」

 治療が受けられないまま帰ることになりました。

母と一緒に来ていた私は先に治療を開始していた母を受付わきのでっかいエントランスで待っていました。するとまた院長が受付に来ました。

院長:「ごめんなさいね」

私:「あ、はい。でも私の平熱は35℃台なので、その数値はありえないんです、体感として分かります」くいさがります。べつに治療を受けるためではなく異常を訴えるためです。

院長:「平熱が低いならそしたら、余計ダメじゃないですか」ビシッと言われてしまいます。

私:「。。。はい」(くぅ~、熱出てたら来ませんよ)って私も正論で返せばよかった。私の訴えは院長に届かずじまいです。

 

 

 頭痛も、体のだるさも寒気も何もないので、家に着くとすぐに体温を計ってみると35.2℃でした(ほらね!)です。次回からどうしたらいいのか、対策は、

  1. 病院の玄関入ったらすぐに上着やストールは全て脱ぐ
  2. 水をたくさん飲む
  3. 脇を拭く
  4. いやらしいけど家の体温計を念のために持っていく(家で計測してから出かける)

(受付さんが前回と違うから検温が2回までになったのか?いや、たぶんこの地区がコロナ感染者が先週から急増したから院長が検温の方針を変えたのも?これでだめならどうしたことか、いい病院なのにこれから受けられないではないか)と考えました。

 しかし歯科というのは患者の口を診るので、感染リスクも高いので対策として当たり前です。

 

 

 今回の治療NGが出た後にこの経緯を知らない母が治療室から「は~肩が凝った」と出てきます。受付で支払いをする母についていきます。いつも母と同じ日に予約を取ります。

母は今回2ヶ月先の2月で予約を取るように促されて予約を取ります、その流れで私に向かって

受付さん:「どうしますか?」その時疑念しかない愚かな私は

私:「同じ日にしてください」とお願いします。

受付さん:「いいですか?」

と私の治療日が開くのを心配してくれたのでしょう、再度確認してくれますが親を足に使う申しわけなさと、愚かな私とが出てきて、

私:「はい」と返事をしていました。

 

 

 帰りの車の中で母と話していると母もこの病院の体温計だと1℃高く出ると言っています。

母:「たぶん、あんただけじゃなくて他にも治療受けれなかった人いるわ」

私:「検温時に対策とったとしても、家の体温計持参はなんかいやらしくない?」

お互い:「う~ん」と言い合い終わりました。

 

 

 歯科医もコロナの専門と言っていいほど詳しいはずですね。よくテレビで歯科医の方がコロナについて説明してメインパーソナリティの方と話してますね。

 

 

 私は今の医療従事者の方々のすさんだ生活に大変だと心を痛めているのにかかわらずコロナ治療最前線とはいかないけれど、歯医者の院長に言い返して大人げないなと思いましたし、

 

 

 コロナ治療最前線で戦っている医療従事者の方々に再度感謝しなければいけないと考えさせられました。家族にろくに会えず、休憩も満足に取れず、医療用品が不足して万全の態勢で治療できず、それでもがんばってくれている方々を本当に尊敬します。

 ありがとうございます。