病気になってからの時間のながれかた

日々の興味を持ったこと、食べること、健康を中心に書いています♪ 現在は外来受診中です、脳腫瘍になった方との情報の共有したいと思ってBlog始めました☆

運命・選択・偶然とは?そして多次元宇宙論

 人生はいろんなことが起こると痛感した1年でした。良いことも悪いことも1度にやってきました。そしてたくさん泣きました。こんな濃厚で長くそして早い1年は今まではなかったです。

 

 

 私は物事を選択したり判断するときに客観性がなくいつも主観で考えるという悪い癖があります。しかも思い立ったが吉日とばかりにすぐにやり始めます。不安な時もあったと思います、しり込みしてできない時もあります。なのでもしかすると私なりに頭の端で知らない間に熟考していたのかもしれません。しかしやってみて、成功や失敗してようやく自分の向き不向き、好き嫌いが分かる場合が圧倒的に多いです。そんな時に客観視して行動できるようになりたい!とよく思います。

 

 

 物事も人間関係もそうです。しかし後戻りはできません(あの時ああしてれば)なんて思い返すことはよくあります。そして大げさに言うと今の時間を目の前のことに全力で過ごさなければケガや事故などを起こす危険や、その時一緒に過ごしている人たちとの楽しい会話や体験を共有することができなければ悪循環です。また後悔してしまうかもしれません。

 

 

*そんなことを考える時よく思うのは(運命ってなんだろう、そしたら選択ってなんなのか、あと偶然もなんなんだろう)ということです。

 

運命(類義語・宿命)

         (対義語・定義はない、自由又は意思という意見もあり)
 ---予め定められている人生の巡り合わせ
選択(類義語・選定)

           (対義語・必須)

 ---1.多くのものの中から、よいもの、目的にかなうものなどを選ぶこと。2.  《selection》リレーショナルデータベースにおいて、表の中からある特定の条件に合うを取り出す操作。
・偶然(類義語・計らずも、たまたま)

           (対義語・必然)

 ---必然性の欠如を意味し、事前には予期しえないあるいは起こらないこともありえた出来事のことである。

 

 

*私の解釈は、

運命
 ---選択を常に行った結果起こるもので結果論だと思う、矛盾するけれどもう一方では何かのタイミングで意識せず(偶然に)何か人や物事が目の前に現れる縁もそれと感じてしまう。≒結果とも思う。
選択

 ---常に行っていることで、自分が行動をし続ける中でどんな些細なこと(服選びなど)でも存在しているもの。
偶然

 ---思いがけずに起こる物事。選択の結果が運命や偶然に繋がっているもの。

 

 

*偉人の残した名言、

運命に関する名言
 ---考えは言葉となり、言葉は行動となり、行動は習慣となり、習慣は人格となり、人格は運命となる。(作者不詳)

 ---運命は我々の行動の半分を支配し、残りの半分を我々自身にゆだねている。(マキャベェッリ)
選択に関する名言

 ---人生は選択の連続ですが、一番重要な選択は、あなたの心の内でおこなわれる選択です。(ジョセフ・マーフィー)

 ---人の生き方を一番よく表すのは、言葉ではありません。それは、その人の選択なのです。わたしたちの選択とは、つまるところ、わたしたちの責任なのです。(エレノア・ルーズベルト)  
偶然に関する名言

---偶然とは、複雑の極致なり。(夏目漱石)

---運命のなかに偶然はない。人間はある運命に出会う以前に、自分がそれを作っているのだ(ウッドロウ・ウィルソン)

 

 

 いろんな方の考えは参考になります。

 

 

 そしてここまで考えて(よし今を大切に!)とよく思いますが、不意に過去の過ちを思い出してはため息が出るときの私の最近の対処法は、多元宇宙論というものを思い浮かべることです。それは、宇宙まで志向が飛びますので、この人頭大丈夫かな?と思われるのを覚悟して言います。

 

 

 “多元宇宙論“を唱えたのはアメリカの哲学者、デイヴィド・ルイスなどいくらかの哲学者で、可能世界は確率、仮説上の言説、それに同様のものを説明する一つの方法である。すべての可能世界は存在する、そして実際の世界と同様に現実である様相実在論として知られる立場)と信じている。というものです。

出典:Wikipedia

 

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多元宇宙論

 

 私が“多時元宇宙論“という言葉を初めて聞いたのは、YouTubeの何人かの都市伝説系YouTuberさんたちが説明していたものでした。

 その方たちは“多元宇宙論“ではなく“多次元宇宙論“と言っていました。たぶん初耳の方には“多次元宇宙論“のほうが想像しやすいのではないでしょうか。

 

 

 例えば私が朝食のときにご飯にするかパンにするかの選択があった場合に、パンを選んだとします。その際現実ではパンを食べる私がその先に存在しますが、多元宇宙論では、異次元の世界(並行世界)に同時に同じ地球、同じ条件でご飯を選び食べている私が並行で存在するということです。その先の選択によりさらに世界が枝分かれするのですが、それもすべて異次元の世界に存在しているというのがその“多元宇宙論“の考え方です。

 

 

 (あの時この人にそんなこと言わなければよかったのに)とうじうじ後悔しているときに“多元宇宙論“を頭の中で思い浮かべると(そうか、別の言葉を選択した自分がいる世界もあるんだな)と救われたような気持になります、すると悩み事は軽く感じます。そうすると後悔からくる行動ではなく、フラットな気持ちでその相手と接することができます。宇宙ってなんだろう・・と思いをはせるだけでも気持ちがスッキリするかもしれません。