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先週の朝のニュースで日本で人食いアメーバの被害が年々増加してると報告されていたのでそれをとり挙げたいと思います。なんと去年2023年は日本でおよそ900人も感染者が確認されたそうです。
人食いアメーバ:正式名称はフォーラーネグレリア(学名: Naegleria fowleri)、殺人アメーバとも呼ばれています。なんとなく聞いたことがありましたが日本では被害は無さそうだなと他人事の様にかんじてましたが、日本のニュースでとり挙げられるなんて身近に迫ってきてるようで怖いです。
フォーラネグレリアは川や湖、池などの温かい淡水に生息しておりの健康な子供や若者が原発性アメーバ性髄膜脳炎 (primary amoebic meningoencephalitis, PAM) を起こし、なくなってしまう例があるそうです。
川や湖や池などでフォーラーネグレリアが生息する淡水を浴び、それが鼻に入った者が発症します。見たニュースでの感染例では男性の脛の傷口から侵入され、皮膚が赤紫に変色して壊死したようになり傷口を中心に大きく腫れあがっていました。もう一人の女性は風邪のような症状で初期段階では全く何か分からず、突然激痛に襲われて倒れ、病院に運び込まれて命を取り留めた様ですが、ほとんどの場合は助からないようで致死率が高いそうです。
フォーラーネグレリアは脳内侵入時に脳を溶かしてしまうので、感染した死亡者の病理解剖では脳が溶けているかのような状態であることが多い。ここから「脳を食べるアメーバだ」などと比喩され、「人食いアメーバ」とも呼ばるようです。
この人食いアメーバによってアメリカでは感染した143人のうち139人が亡くなっており(1962年〜2017年)、致死率はなんと97%といわれています。
ではなぜ感染に気が付きにくいかというのか、その初症状が嗅覚認知(匂いや味)の変化が起こり、続いて吐き気、嘔吐、発熱、頭痛などで、体調不良や風邪と勘違いしやすいものだからだと思います。内科に行っても気が付いてもらえるでしょうか?
症状が進行すると急速に昏睡して死に至るものだそうです。
アメリカでの感染例はいくつか紹介されているので、下記に添付する出典で見てほしいのですが、そこでは感染することは滅多にないが、感染すれば、その致死率は極めて高く。1972年以降、PAM(原発性アメーバ性髄膜脳炎)と診断された患者は134人だが、そのなかで生き延びたのはたった3人だけで2013年にPAMに感染したアーカンソー州の12歳の少女は完治しているそうです。
上記のアメリカでの報告の中には感染の原因となったのは川や湖や池などのフォーラーネグレリアが生息する場所だけでなく家の水道水での感染も報告されている様です。
出典:日本でも脳を食べる殺人アメーバの感染や死亡は?田んぼや温泉も危ない? | (mamagyou.com)
出典:人食いバクテリアの恐怖 国内の感染者数が過去最多 | 徳洲会グループ (tokushukai.or.jp)
では一番気になる症状と、その対処方法ですが、
・1~9日(中央値は5日)ほどで脳の組織が溶けてしまう。
・初期症状は発熱、寒気、嘔吐、頭痛などで、症状が進むと首の痛み、痙攣、意識障害、幻覚などを起こして昏睡状態に陥り、1~18日後には死に至る。
通常、感染後5日~1週間ほどして症状が出始めるが、頭痛や吐き気など最初はありふれた症状で、気づくのが遅れてしまったり、髄膜炎と症状が似ているので処置も遅れてしまう場合がある様です。
湖など温かい淡水で泳いだ後の体調悪化の際は極めて稀なケースではありますが、PAMに感染するかもしれないということを知っておいて損はないでしょう、とのことです。
では最後に対処法ですが、
・水温が高くなる7月から9月に淡水で泳ぐ時は特に注意が必要で、感染すると約98%が死に至るということを知っておきましょう。
・PAMの予防には、水温が高く水位が低い時期の入水を避けたり、鼻クリップやマスクの使用、頭を水に入れないことなどが有効だそうです。
・手足の腫れなど感染が疑われる症状が出た場合、すみやかに医療機関の受診することが必要です。
(今日の医療用語.56フォーラーネグレリア)
2023年、去年の年末にもらった不思議な植物が芽を出したので元々かわいらしい見た目だし気になっていたけど名前が分からないのでアプリを使って調べてみました。
“アメリカナデシコ”というらしい🌟PictureThisというアプリで調べてみました。
このニョキッと出てきた芽、これからどうなるのかな。