病気になってからの時間のながれかた

日々の興味を持ったこと、食べること、健康を中心に書いています♪ 現在は外来受診中です、脳腫瘍になった方との情報の共有したいと思ってBlog始めました☆

有田焼食器の出来上がり届きました!

 こんばんは! 先日までゴールデンウィーク中に3年ぶりの母方の祖母の家に行きました。その時に隣の佐賀県で行われた有田焼祭りに参加しつつ予約しておいた有田焼体験教室に行ってきました。出来上がった磁器の食器が届いたので写真とエピソードを紹介します。

ロックグラスとお椀

 今回私が体験したのは佐賀県の有田焼体験教室です。こちらで体験したのは電動ろくろで粘土を形成する部分のみです。粘土を練る、粘土の空気抜き、高台作り、形の手直し、高台作りは先生が行うスタイルの教室でした。教室時間は1時間、貸し出しのサムエに着替え準備を済ませた生徒さんが揃ったら開始です。生徒10人に対して先生1人です。そりゃそれだけの工程しかできません。それに粘土の質が扱いにくく驚きました。

 つい先月に行った愛知県の常滑焼体験の時の粘土の触感と全く違いました。こちらでは粘土を練る、練りながら空気を抜く、電動ろくろに粘土を乗っけて固定する、粘土の上部に土台となる拳大の塊を作る、ろくろを回して水で濡らした手で形成してみる。この流れを先生の口頭説明を聞きながら進行するスタイルでした。粘土を練るところや、土台作りのほとんどと、高台作りは先生が最終手を加えて完成でした、その他は自由にやらせてくれたので常滑焼体験の方が達成感はありました。こちらも1時間の教室でしたが運良く生徒の私と先生の1対1でしたのでそういう丁寧な説明が聞けたのかもしれません。

 もしかすると粘土の特性が体験教室の内容に関わってるのかもしれません。有田焼の粘土は天草陶石と呼ばれる熊本県天草産の白い陶石を粉砕して粘土上にしたものです。粒子が細かい粘土は手を水で濡らして触っても手のひらが吸い付いてしまい扱いが難しい様に感じました。(粘土の場合では濡らした手の平との摩擦は逆のようです、もしご存じの方いましたら教えて下さい。)

 それに対して常滑焼の粘土は粘土質の良質な土をそのまま使うようです。ざらついた砂粒を感じるような質感の粘土は摩擦の抵抗が少なく扱い易い様に感じました。

 最後にそれぞれの良い点を紹介して終わりにしたいと思います。

 有田焼は漂白したような薄ーく青味がかったような美しい白と、ツヤのある滑らかな触感です。氷をグラスに入れてグラスを傾ければ風鈴のような高い綺麗な音色が響きます。うっとりして使うたびに心地よくなります。

 常滑焼は常滑焼は土に含まれる酸化鉄がお茶の成分と反応して、苦みがほどよく出て、使い込むほどお茶がまろやかになるそうです。土に含まれる成分の増減で焼き上がりの釉薬の色味やむらの出方が変わる部分が魅力的です。

常滑焼は出来上がった陶器がまだ届いていないので、また届きましたら感想と写真の紹介をしたいです!

 

今回も訪問していただきありがとうございます!