こんばんは！ 正月休み後すぐに連休に入りホッとしていていました。今年はカレンダー通りの休みだったとしても2月、3月、4月、5月、7月、8月、9月、10月と3連休のある月があり、嬉しい限りです！！ここ最近では週休3日に変更という話もチラホラ耳にしたのですがそれは無いだろ～なんて思っています。
昨日「聖の青春」という映画を見ました。主人公の聖が病の中で将棋に向き合い続ける姿は正に涙なしでは見ていられませんでした。是非見てもらいたいのでネタバレ無しで書こうと思います。
それは幼くして患った難病と闘いながら、純粋に将棋に没頭し29歳の若さで早世した将棋棋士 ・村山聖の生涯をつづったノンフィクションの小説であり大崎善生のデビュー作、これを実写化した映画です。
将棋への姿勢や対戦意欲に息をのむのは、彼がA級八段まで登りつめ第30回早指し選手権で優勝そして同時期の1997年に竜王戦で羽生と対戦してからが山場ですがその後は伏せます。有名な方同士なので世代によっては有名な話と思います。将棋への思いは病の前でも異常なほどに冷めることなく決して諦めることが無くそのひたむきさに前のめりになって観ていました。
なんて人間は不平等なんだと思わされたり、自分は健康な身、日々どうでもいいことでああだこうだ言っている時間があるならばやれることがいくらでもあるだろうと身につまされました。
そして2022年1月でこの作品の他に2つ、脳腫瘍で亡くなったアメリカの男の子の友人との約束を果たす実話の再現ドラマと、同じ中部地区に住む乳癌を患いつつも死ぬまでにやる事リストを達成するために日々体調を維持しながら活動する40代女性のドキュメンタリー番組を立て続けに見ました。全て涙腺崩壊でした。
死を意識した中で何ができるのか、それが無くても何ができるのか。2022年の抱負はそれになりそうです。
今脳腫瘍の最新医療では世界初のウイルス療法の薬、テセルパツレブが2021年6月に認証されました。今後他の部位の癌にも適応できるような薬品の開発が進むと言われています。映画や再現ドラマを見ていて今の時代なら治ったのに、、とそこでまだ悔し涙しました。
