病気になってからの時間のながれかた

日々の興味を持ったこと、食べること、健康を中心に書いています♪ 現在は外来受診中です、脳腫瘍になった方との情報の共有したいと思ってBlog始めました☆

自利利他という言葉をアフガニスタンで体現した中村哲さん

 こんばんは、“自利利他“この言葉の読み方も知らずに生きてきました。今更ながら恥ずかしいです。仏語。自らの悟りのために修行し努力することと、他の人の救済のために尽くすこと。この二つを共に完全に行うことを大乗の理想とする。という意味の言葉だそうです。

 今ニュースを見ているとプロ野球選手がチームメイトを殴ったという暴力事件や、YouTuberで生活保護受給者やホームレスを強くバッシングする人がいたり、世界に視野を広げるとアフガニスタン武装勢力で国家を政略しようとする集団が猛威を振るっていたり、大小はあるけれど共通するのは他人の幸せを考えていない人達が問題を起こしています。

 “自利利他“の精神で言えば、“他の人の救済のために尽くす“という考えが1㎜も無いですよね。私も常にそういったことを考えらえないし、自分の事だけを優先させてきた人生でしたので、何も偉そうには言えません。今の仕事だって半分は給料のため、残りの半分は自分の体のため、あとは外の世界とつながるためや、社会貢献する為であって“他の人の救済のために尽くす“という考えに繋がらない気がします。それでも私が嘘や偽りのない気持ちで言えば、家族を安心させてお互いに毎日笑いたい、ということと私を信用して雇ってくれた社長夫婦への感謝の気持ちを忘れずに働きたい、という思いです。

 まだまだ“他の人の救済のために尽くす“という考えには遠いですがそれの確信に気が付けるようになれれば自分も周りの人たちも笑顔にできる気がしました。

 

 中村 哲さんは正にその“自利利他“という言葉を体現した方です。

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中村哲さん

 九州大学高等研究院特別主幹教授などを歴任し、福岡県福岡市出身の脳神経内科を専門とする医師である。ペシャワール会の現地代表やピース・ジャパン・メディカル・サービスの総院長として、パキスタンアフガニスタンで医療活動に従事してきた。アフガニスタンでは高く評価されており、同国から国家勲章や議会下院表彰などが授与されており、さらに同国の名誉市民権が贈られている。日本からも旭日双光章などが授与されている。アフガニスタンではカカ・ムラト(کاکا مراد、「ナカムラのおじさん」)、カカムラッドとも呼ばれていた。(Wikipediaより)

 アフガニスタンで病気を食い止める為と、農業用の水源名確保の為に自ら重機を使い水道を引いた様子をテレビで見たことがあります。人のために尽くしたアフガニスタンのナンガルハル州ジャラーラーバードにて、武装勢力に銃撃され死去されました。