こんばんは、辛くて旨い大人のタレを1年ほど前に仕込んで漬けたものを去年末からだいたい1年で使いきりました。飲み屋の女将さんに教えてもらったのです。
そのタレはニンニクの香りとピリッとしまる辛さで油っぽいものに使えばすっきりとした美味しさに変えてくれるので食が進みます!なので万能ダレと名付けました(女将さんが言ってたかもしれませんが。)作り方はめちゃめちゃシンプルです、難点は約1年漬けておく必要があるので待つ間がじれったいのと前もって仕込まなければいけないことです。
その飲み屋さんを少し紹介します。女将さんの仕切る居酒屋は名古屋市内、大須の裏路地に在ります。ちょうちんが目印の“さざれ石”という名前のお店です。私のお勧めはお浸しや煮物などすぐ出せるお通しの三種盛りで、選んだものを小皿にこぼれそうなくらいにこんもりとつけて出してくれます。手抜きのない優しい味とそのリーズナブルさとマスターと女将さんとの会話を目当てに行くお客さんも多く、私もその1人でした。
小さなお店は深夜になれば混むことも多く、来客があればカウンター席はどんどん奥へとつめられていきます。確か12時には閉めるのが決まりですが飲食店のオーナーさんや従業員さんがお店閉めてから遅れてやって来る事もあり、そんな時は12時以降から話が飛び交って更に盛り上がっていました。
夏の旬の食材が手に入り今日つくることができたのでレシピを紹介したいなと思います。
万能ダレ
★材料と用意するもの
- ニンニク---1玉(ニンニク:青唐辛子=約1:1)
- 青唐辛子---1袋
- 米酢---適量(瓶に入れたニンニクと青唐辛子がひたひたに浸かるくらいの量)
- 瓶(密閉できるもの)
★下準備
瓶は煮沸消毒しておく
★つくり方
1.ニンニクは皮をむいて薄切りにする(芽が出てきたものは芽を取り除く)
2.青唐辛子は洗って薄切りにする(種はそのまま使用)
3.(1.)のニンニクと(2.)の青唐辛子を用意した瓶に入れる
4.瓶に入れた(1.)のニンニクと(2.)の青唐辛子がひたひたに浸かるくらいまで米酢を注ぐ
★ポイント
- 出来上がったものは冷暗な場所で漬けたいので冷蔵庫に入れて保管
- 約1年漬ければ完成!
- 女将さんは餃子のタレ(単体でOK)には持って来いと教えてくれました、他も使えると聞いたので試したところ焼肉のタレに入れるのも合いました。(単体ではかなり味気がない。)
★消費期限
- 完成後、冷蔵保存で約1年もちます。
今回気が付いたのですが、唐辛子の種が辛いとよく聞くので、辛いのが苦手な場合は種を取り除いた方が良いのでは??と思い調べたところ、実は最も辛いのは「胎座」という部分だったのです。「胎座」とは植物の子房中の胚珠の接する部分のことです。なので種を取り除く必要は辛さの面では必用ないですね。
しかしこのタレ自体は辛いものです。他のタレに混ぜるなどして薄めれば良いと思いますが、辛味が苦手な方は最初は注意しながら使ってみてください!
以前用事のついでに3年ぶりくらいにその飲み屋さんに顔をのぞかせに向かいました、開店直前に到着して店の前に立つと引戸に貼り紙がしてあり、運悪く丁度その日から数日間の休業のお知らせとでした。休業明けからの時短営業期間の事と営業時間のお知らせでした、時短要請のための準備のための休業かな?と考えました。残念なことに2人に会えませんでした、なのでもう少しコロナが落ち着いたらお店に行きたいです。