こんばんは、今朝は昨日階段からこけたせいで左腕が筋肉痛になっていました。体を支えて力が入ったのかもしれません💦
最近春らしさが増したと実感しだしました。
昨日の夕方に雨戸を閉めるのに窓(ガラス戸)を開けると夕闇の中、庭の土の中から「ジージー」という虫の声が聞こえてきます。夏じゃん!夏の音だ!と大興奮です。窓を開けた母に「このジージーという虫の声聞こえる?」と聞いてみると「なにも、何も聞こえんよ」と言う。多分一度認識しないと聞こえない類の音なんだと思いました。父にも翌日聞いてみると、「ああ、あれね。何だろね」と言われたので、音がするというのは勘違いでは無かったようです。次に「あれは何が鳴いているの?ミミズ?」と聞いてみると「ミミズは発声器官がないから違うぞ」とのことでミミズではなかったことも分かりました。調べてみると、
土の中から聞こえてくる「シージー」という鳴き声に「ミミズが鳴いているなぁ」なんて言う人もいるのですが、そもそもミミズには発音するための器官が存在しません。とのことです。つまり、発声器官を持たないということは自分から声を出すことはできないということです。
移動によって土などが摩擦を起こして微量の音がすることは現実としてあるかもしれませんが、結論を言うとミミズが鳴くということはないということになります。
ここにケラの写真を添付したいなと思ったのですが、苦手な見た目だったので躊躇して、絵ならいいかなと思って探してみてもそれもなんだかリアルで嫌だなと思ったので鈴虫の絵を替わりに添付しました。
小学生の頃にちいさな池に手を突っ込んで握ったのがコオロギの幼虫でした、それとケラが似ているような気がしてしまいます。トラウマですね、しかしケラの前足部分?ののこぎりのような形はかわいらしいなと思えました。
まだ私の小さい頃は子供達はタモと虫かごを持って田んぼや畑で虫を捕まえて虫かごいっぱいに虫を入れていました。バッタやカエルやザリガニが捕まえやすかったのを覚えています。よくそんなことができたもんだと今では鮮明に思い返すだけで鳥肌が立ちそうになります。今は虫取りしている子供たちを見かけませんね。
そしてなぜ私は「シージー」という鳴き声をミミズと思ったのか?気になってましたがそれも先ほど参照の“ガジェット通信“さんの記事に書かれていました。どうやらミミズの鳴き声と勘違いされており、それが俳句の季語にもなっていたので、紹介します。
ミミズに関する言葉の中で「蚯蚓鳴く(みみずなく)」というものがありますが、これは秋の季語となっています。これは秋の夜や雨の日などに地中から「ジージー」と聞こえるのをミミズが鳴いているとしたものです。この言葉があることから分かるように、古くから土中から聞こえる「ジージー」という鳴き声をミミズが鳴くと思われていたという事です。
実際に地中から不穏な音が聞こえてきたということで地面を掘ったところ、大半がケラではなくミミズが出てくることが多かったことから、ミミズの鳴き声だという俗説が広まったとされています。地域によってはミミズはもともと目が見えていたのだけれど、その眼と引き換えに綺麗な声を手に入れたという昔話を話す人もいるのだとか。
余談とはなりますが、「蚯蚓鳴く」の他にも春の季語として「亀鳴く(かめなく)」という実際には鳴かない動物の鳴き声にまつわる季語も存在します。その他にもミミズは前進しかできない、恐竜よりも前から存在していたなど、面白いことも書かれていたので“ガジェット通信“を読んでみてください!
都会でもこのケラの音は聞こえるのでしょうか?春から夏にかけて聞こえるそうですので良ければ土のある場所で耳を澄ませてみてください。