病気になってからの時間のながれかた

日々の興味を持ったこと、食べること、健康を中心に書いています♪ 現在は外来受診中です、脳腫瘍になった方との情報の共有したいと思ってBlog始めました☆

コントの神様に愛された笑顔

 こんにちは、昨晩家族が“志村けんのバカ殿さま“や“ドリフ大爆笑”“全員集合”を見ていました。ん?志村けんさんが亡くなった1周年記念特番なのかな?と思ったのですがそうではなくてYouToubeでの視聴でした。志村けんさんが亡くなられたのは2020年の3月17日でしたのでもうすぐ1年です。今の子供たちはこれらの番組がリアルタイムで見られないんだな、と勝手に少し可哀そうに思いました。

 そのうちにコントが気になって一緒になって見始めてしまいました。主に2人構成のシンプルなおもしろいものが多いですね。かつ今ではコンプライアンスに引っ掛かり放送出来なさそうなそうなものが多かったです。昨日見て印象に残ったコントが下記の4つです。

・アパートの大家であるお婆さん役を志村けんさんが、そこの住人で貧乏学生役を田代まささんしがしており、滞納された家賃を回収に来た大家は居留守を決め込む貧乏学生を見抜きあの手この手で騙し合いイタチごっこを繰り返すというもの。出来上がったカップラーメンをすすりながらしのごうとする学生と部屋から離れるそぶりをする大家のやり取り。

・いつものように女中と共に布団に入ったバカ殿が夜間にトイレに行くのを面倒くさがって湯たんぽに用を足したところ、湯たんぽが抜けなくなるという短いもの。

・妻役のいしのようこさんと翌日接待ゴルフの予定のある旦那役の志村けんさん、布団での夫婦の軽いもめごとから始まる、「明日朝5時に起こせよ」という旦那からの一言から「早い!!」「あと早いと起こした時に不機嫌になる!!」という妻のイライラがヒートアップが進み近所のうわさ話も出るわで、すると静かにしていた旦那が起き上がり軽く半分に折られたガムの包み紙大の髪を頬を触ってからシュッとチョップするように紙に向けると倒れるぞ!!とやりだしたり、またも妻が「あなた浮気してるでしょ」などと言い出したりして何度も布団に入りなおしても起き上がって話が途切れません、終始そんなことを続けるうちに、、、察しの通り一睡もできないまま朝が来ちゃいます。

・歌のお兄さんとお姉さんと体操服を着た小学生役をクワマンこと桑野 信義さん田代まさしさんら大人たちが登場して、幼稚園児が大好きそうな単純な下ネタソング(パイやチンやプリンプリンというの単語のみで構成された歌)でダンスしながら歌います。女の子の体操服が紺色のブルマというところも時代を感じました。

 単純ですが大爆笑です。さすがだな~と飽きずに見てしまいました。

 昨日それを見ていて“志村けんのバカ殿さま“のマドンナを思い出しました。“志村けんのバカ殿さま“のマドンナと言えば、1代目が研ナオコさん、2代目が優香さんですね。研ナオコさんは周知の通りバカ殿同様に体を張って笑いを取りに行くスタイルです。優香さんがそうでないかと言ったら違い体も張っていましたが、面白いは面白いのですが、なんで正統派タレントの優香さんなんだろう?と漠然と当初思っていました。それから時が経ち優香さんが“志村けんのバカ殿さま“に出演しなくなり、そしてついに去年志村けんさんが亡くなってしまった時です。

 “志村けんのバカ殿さま“レギュラー陣の1人であり元付き人の上島竜兵さんが志村けんさんとの会話で印象に残っていたこととしてこんな話をしていました。「あの、志村さんに、何で優香なんですか?って聞いたことあるんですよ」「そしたら志村さんは、“優香はな笑い方がいいんだよ““あいつは口を隠さないで笑うんだよ”“あとは間が絶妙でいいんだよ、うまいんだよ”と言ったんです」というものでした。芸に貪欲で熱心な人だったんだなと、答えが出ました。

 志村けんさんの突然亡くなられた時に追悼番組が多く、いかりや長介さんの付き人時代からデビューまでをさかのぼった番組を見ました、デビュー当初から芸一筋だったというテレビの画面越しだけでは分からない物を知りました。優香の起用もそういう笑いの追求した先にできたものだったのか、と上島竜兵さんのコメントで納得しました。

 私はどうも照れ隠しする癖があるなと、無理はしませんが楽しいならたのしいで顔に出して笑ってみようと思いました、皆でコロナ禍を乗り越えたら“志村けんのバカ殿さま“の時の優香さんのように歯を見せて笑い合いたいです。

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志村けんのバカ殿様