病気になってからの時間のながれかた

日々の興味を持ったこと、食べること、健康を中心に書いています♪ 現在は外来受診中です、脳腫瘍になった方との情報の共有したいと思ってBlog始めました☆

がん患者さんにお勧めの本

 退院して多少落ち着きだしてから癌患者さんの体験記や、代替治療を紹介している本を読みました、その中でお勧めしたい本を紹介します。

 

 

〇がん患者に向けた本の中でお勧めTOP5

  • 1位 治るという前提で癌にになった (著者)高山知郎
  • 2位 がんが自然に治る生き方 (著者)ケリー・ターナー
  • 3位 ガンを消す食事~完全レシピ166~ (慣習)済陽高穂
  • 4位 どんながんでも、自分で直せる (著者)河竹文夫
  • 同率4位 幸せはガンがくれた (著者)河竹文夫

★選んだポイント★

 実践的かどうかが1番のポイント客観的な分かりやすさも大切で、治療後の実生活でこれから何ができるか、どう寛解に向かうのかというがん患者において大切な問題が書かれていれば尚いい、それは民間療法の何かしらを自分で試して向いてそうかどうか心と体の感覚で会うものをやってみればいいと今では分かるが、その感覚のヒントになることが書かれているかが選ぶポイントとなった。

 

1位 治るという前提で癌にになった

---著者は2度の癌を経験し、それでも冷静な病院選びと、治療方法の選択とで寛解を成し遂げた方。ポイントが抑えられ分かりやすく、入院前から参考にできる内容。経験者だからできる的確なアドバイスと、実生活で自身がしたことも書かれており、私も入院当初から読めばよかった!癌の本には珍しく、冷静に3大医療を最大限に生かす方法を模索し、選ぶ段階が記載されているところがとても良い。そしてこの筆者の腫瘍部位が脳だった点が私にとってとても参考になった。だがその他の癌患者にとっても為になると思う。

 

 

2位 がんが自然に治る生き方

---著者である統合腫瘍学の専門家であるケリー・ターナーが、1000件以上の症例報告論文を分析し、判明したことと、合計で70人の癌患者にインタビューし、そこに寛解した患者の共通点をまとめたという本、データ分析が中心で、あくまでも客観的に、そして疑問は掘り下げて分かりやすく説明されており、読みやすかった。
アメリカのベストセラーになったそう。海外の習慣も多く記載されている為、参考にならないなーと思う部分もあったが、神秘的だ、奇跡的だ!だけではなく、そんなことはせずとも、最後には家でこうアレンジしてこの様に実行できるなど、著者のアドバイスも書かれている、なので読み進める最中で私には金銭的、物理的に出来ないよ~と思うことなかれ。私は読んでよかった。

 

 

3位 ガンを消す食事~完全レシピ166~

---退院後の食事は迷った。食事は免疫力や体温への影響が大きいので、この様なレシピ本は1冊は必須だ。

 この本の良いところは何科の野菜が何に機能して良いという理由やカテゴリー分けしてあること。

 私は大きい書店で癌のカテゴリー棚のレシピ本の中で多くのレシピ慣習本を出していた済陽高穂さんの本を買うことにし、その場で携帯でどのような人か検索して人となりを確認した。

 実際に作れそうか、何日も食べれそうかなど本の内容を見て決めた。現在まで1年2ヶ月、白湯を飲んでから、この本に載るジュースを朝一番で作って飲んだ。数週間はその本のレシピばかり作ったが、材料には気を付けて、減塩、糖分少な目、良い悪い食材を把握して、その他今までのレシピも作るようになった。

 レシピ本はこれしか持ってないが、コ〇ナの影響で、今はテレビやネットで免疫力を上げる食材がよく取り上げられる、そのほとんどがこの本に載っているので、なるほどいい本なんだなと実感している。他にも良いレシピ本は沢山あると思うので、見比べて自分が無理なく続けられそうなレシピ本を見つけてほしい。

 

 

4位  がんになって、止めたこと、やったこと

---これは読み途中であった。しかし、最初に超大きい文字で、1ページに1つの格言が載っていて、要点が最初に分かってしまう、そして詳細は著者の癌治療の経緯と共に書かれている。

 退院後の実生活や治療の取り組み方などの情報が早くほしく急いでいる人でも読みやすい。書店でぱらぱらと最初だけ読んでもいいのかもしれない。筆者が当初書いたブログが元となっているらしい(違ったらごめんなさい)

 筆者はステージ3Bの大腸癌、肝臓に転移、大動脈リンパ節に転移があった方。そして、この方は余命宣告の12ヶ月を半年過ぎた、1年後に寛解しています。大腸癌、肝臓癌、大動脈リンパ節の癌患者以外の方にもヒントを与えてくれるでしょう。読み途中なので4位にしましたが、読み終われば変わるかもしれませんので、ご自身で是非読んでみてほしい。

 

 

5位  どんながんでも、自分で直せる  or  幸せはガンがくれた

---この2冊は同じ著者による本なのでどちらかだけでいいかなと正直思ってしまった、そちらがいいかと言えば、“どんながんでも、自分で直せる”だ。腫瘍患者が腫瘍を寛解した患者にインタビューするという形式が使用されている。なので、真に迫るようなタッチで書かれている。それぞれの患者に何が合うかを模索することの大切さを教えてくれるし、自分の力を見失わないように体に叩き込むような力業的な一生懸命取り組む姿を隣で見ているような感覚だった。退院後に3大医療以外でどう治療に取り組めばいいか、迷うような時にお勧めしたい。3大医療が受けられない患者さんにも参考になるはず。

 

その他、私が読んだ本。

・がんでも長生き 心のメソッド (著者)今渕恵子

 精神腫瘍科(がん患者専門の精神科)の医師である、聖路加国際病院の保坂隆先生に、コピーライターであり、ステージ4の乳がんを告知された、著者今の今渕恵子さんが、自らの体験をもとに心のケアの必要性とそのメソッドをインタビューするという本。確かに、私の通う病院にも精神科は有るが、精神腫瘍科は無い。新しい視点で実験的でいいなと思った。

 

こういった癌の本を読む時、自分に都合よく受け受取りがちだが、客観的になる必要がある、なので私はざっくばらんに本を選んで読んでみた。

 上記の全7冊の中の参考とした患者、又は著者本人は、3大医療を受けた後、又は3大医療を受けられなくなってからの民間療法を記している。私が読んだ中では民間療法に最初から頼る人はこの中にはいなかったし、民間療法だけを選ぶのは危険であるのではないかと考えている。

 3大医療を含め全てやってみるというのが私の方針で、その時その時出来ることをしっかりやる事を大切にしようと思う。