私はとうとう今年イネ科のアレルギーデビューをしました。
去年2019年~体力づくりにランニングとウォーキングを始めていました。そして今年2020年の春に例外なくスギ、ヒノキ花粉のアレルギーがやってきて困り、そしてスギ、ヒノキ花粉シーズンが終わりホッとしたものです。
そして1.2数ヶ月しかたたないうちに、肌が荒れだしたり、のどがイガイガしだしました(ん???おかしいぞ、なんだか花粉症っぽいぞ!)でも認めたくないので(ヨーグルトを今年はさぼっているから何かしら免疫力が落ちているんだ)と言い訳のようなことを考えましたが、鼻水が垂れて来たので降参しアレルギーを認めました。
何か雑草のアレルギーで、イネ科かもしれない!とピンときました(弟が確かイネ科のアレルギーだったので)
その後ウォーキングに出た時に、イネ科の雑草を探しましたが、見てどれかなんて分かりません。そしてこの地域の田んぼの稲も花が終わりを迎えたのに、まだアレルギー症状が出ているのでおかしいなと、調べたところ、下記の4種類のイネ科植物の影響でした。(く~こんなにも多いのか)
- 4月~8月ハルガヤ
- 5月~10月カルガヤ、オオアワガエリ
- 6月~10月ギヨウギシバ
主に春~秋までという恐ろしく長いスケジュールで田んぼの周りやコンクリート補装されていない田畑のあぜ道にたくましく生えているのでしょう(参ったまいった)
上記のイネ科のスケジュールを見ると、そろそろイネ科花粉から解放の時期です、私は花粉症から解放された!という実感があり、秋の風の様に清々しい気持ちになっていました。
しかし!一昨日の夜突然強いアレルギー症状を感じたので(おかしいな?)と思いつつわけが分からないままでした。
昨日10月2日に朝のニュース番組で月見の話題が出ます、そして月夜に照らされると美しいすすきの話に移ります。
気象予報士:「すすきに花は無く、雄しべがすすきの穂先にこの先実がなる下の部分に分かりにくいのですが、ちょんちょんと垂れ下がる様に付いています」と写真を見せながら解説しています」(すすきには花が無いのか!)と驚いた。添付の様な写真で紹介していました。
気象予報士:「受粉してそこに実がなり、そこに白毛が付くんです。そうすると受粉後に私たちのイメージのすすきの白くてホワホワした毛先になるんです。白い毛先は開花後の物ですね」(ヒー、それではすすきの花粉が今まで舞っていたのか!!)すすきの花粉と言う恐ろしい存在を発見した。
すすきは見事にイネ科の植物でした。
その後気象予報士はすすきの開花予報宣言について教えてくれます。
気象予報士:「桜同様にすすきにも開花前線があります。それぞれ地域で開花を観測するんです、すすきは寒くなると開花します、なのですすきは桜と逆に北から南へと下がります。今は本土全体は開花しており、九州地方と沖縄がまだ開花していません」(正に今です、私はすすきの花粉に反応していました、それよりもすすき開花前線があるだなんて!!)その特別感にテレビの前で興奮していました。
(そもそも花が無いのに、開花宣言の目安とは何なのか??)気になり調べてみました。
”(ようしょう)から抜きでた穂の数が、穂が出ると予想される全体の20%に達した日」とされる。とのことです”
穂は大体想像できますね、先ほど添付した写真の米で言う正に稲穂の部分ですね。
・・・ようしょうとは?
”茎を取り囲んだ筒状となっており、「葉鞘(ようしょう)」と名付けられている”だそうです。
下の写真がようしょうの説明図です。
はー、これですすの開花が完全に終われば、ようやく私に快適な時期が訪れるでしょう、良かったよかった。