病気になってからの時間のながれかた

日々の興味を持ったこと、食べること、健康を中心に書いています♪ 現在は外来受診中です、脳腫瘍になった方との情報の共有したいと思ってBlog始めました☆

病気の事を詳細に伝えたい

〇友人に病気の事を詳細に伝えたいが、希少な脳腫瘍なだけに、難しい。

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会話のやりとり

 親しい友人には私の癌について直接会った時に大体話し、説明したものの、やはり病気とは無縁で生きてきて健康体そのものの人に伝えるのはより難しいし、勘の良い悪いもある。察しの良い友人は今の段階では余命が分からないんだろうなとか、再発の可能性もあるんだろうなといったことが伝わっているのが分かる。

 伝わってないと感じる友人もいるが、分かっててあえてそういう反応をしているのかどうか、こちらが分からなくなることもある。

 なので、通常でも難しいけど自分で自分の機嫌を取っておいて病気についての話はやり取りはしないといけない。私自身が、「もー、伝わらんな」などと不機嫌になりかねないので。

 私が元々徳のある人格でありたかった。。

 

 

 脱線しましたので話を戻します、そうです、脳腫瘍の三大医療(標準治療)についても、口径薬についても、全てに大きい副作用が伴っています。もちろん命が大切に決まってます。なので納得したうえで治療も受けたし、薬も飲み続けてます。

 

 

 ずっと会話で思ってきたことがあります。例えばメールが来ると、何十年来の友人はこれまでの様に会話は「元気ー?」から始まります。ごく自然です。

 しかし私はけいれん発作の薬の副作用で、日中は何かに集中してないとぐっすり1~2時間は平気で寝てしまいます。しかも強い薬なので体に及ぼす影響はすごいです。なのにたまにけいれん発作が起こります。それなのに「元気?」と聞かれます。

 

 

 私はそれに対して大体は「久しぶり!元気!」と返します。しかし機嫌が悪かった時「久しぶり!コ〇ナ大変だね、そっちはどう?元気?」などとごまかしていた時もありました。嘘も方便と言っていいのでしょうか、嘘では無いですが。悪気が無いのは分かるし、もしかしたら完治を信じてくれての言葉かもしれません。病気に関しての本やネットには「元気?」とは聞かないでおきましょうとかいてあるのに、、、と考えましたが。そこで私はそのまま副作用についてなどそのまま話したことがあります。

私:「〇〇だから大変」と書いたことがありました、そしたらネガティブな発言の様に受け取られたのか、

友人:「私は病気については良く分からんけど、良くなるといいね」とさらっと返されました。聞かれたから答えたのに、、冷たいなと感じました。まさに私の被害妄想です。

メールでは声色も雰囲気も分りにくいので、込み入った話は何でも直接話すべきですね。

 

 

 病気の事も、普段の病気以外のことと同じ様に人と自分とその他の人との感受性は違うので、ぶっちゃけ相手の事なんて分かりません。私も後になって友達の大変さを分かってあげられてなかった、と感じることは多々あります。

 

 

 病気も、それ以外の生活の悩みも、自分でまずは一旦処理して、聞き流してくらいのつもりで話すのが一番と気が付きました。なので、納得のいってない事はほぼ話しません、聞かれたら簡単に話します。

 

 

 胸につかえてどうしようもないことは「相談に乗って」などと言ってから話すことはありますが、例えば病気の事なら家族に、恋愛の事なら友人に、と言うようにそれぞれの悩みに対して一番知っていてくれる相手に相談します。

 

 

 病気の話はジメッとしてるし、病気自体が悩みだし、その時余裕のある相手に話すか、まだ心につかえているなら話さないほうが良いし、相談したいなら前置きで「相談したい」と伝えなければいけないし、そのことに退院後徐々に気が付きました。

 

 

 

 これはどんな病気にも言えることですね、何でもそうです、人は見た目では分かりません。私も他の奇病(まれな病気)の方もぱっと見、何も不自由ないように見えることもあります、副作用以外は問題ないです。難しいです。