こんにちは、今日は手術後のリハビリについてお話します。(治療方針は生体検査の結果が分かってから決まるので、化学療法と放射線治療より先にリハビリが始まりました)
・手術後2日目(2019.4.10)
大部屋に移る。
下記の3つの軽いリハビリが始まりました(特に左半身を中心に行われました)
言語聴覚療法(言語機能、摂食・嚥下機能、高次脳機能の評価・訓練)
理学療法(主に機能改善や歩行練習)
言語聴覚療法は、入院の翌日に担当医と面談して手術前の通常の私の症状を確認されたので、その状態との比較を行ったのでしょう、カードに書かれた絵を覚えたり、クロスワードパズルをしたりしました。
他の作業療法は手術前後の感覚の違いを聞かれた。入院してから9日経ち、自身でも驚くほどの全体の体力低下を感じました、階段での移動が出来ないくらいに低下していた。
特に作業療法では左手左脚が作業に支障をきたしそうな程、震えたり力が入らなかかったです、利き手ではなかったのでそこまでの驚きはなかったですが、左脚も右脚と比べると上りが悪いので鍛えなければいけないと感じました。
ここから毎日ベッドから離れる時間を自主的に作ればよかったです。年齢に関係なく患者は2パターンに別れます。ベッドから離れて廊下をゆっくりリハビリして歩き続ける人と、検査やリハビリ等の用事以外はベッドのカーテンの中にほぼ1日中いる人(薬の副作用や手術後の痛みで動けない人もいますが)
私は後者でお見舞いや用事がなければ動けるのに動きませんでした。
入院が2か月と長期化した為、退院してから力が出ずに困ったり、精神科に行くほど参ってしまったので、ベッドから離れて時間を過ごせば良かったと後悔しました。(担当医は長期入院を精神面で心配していましたが、まさか入院で精神が参ることがあるなんて1ミリも思ってなかったのですが、言われた通りに病院中をウロウロして自由に過ごせば良かった)と感じています。
・手術後4日目、抗生物質の点滴のみ外される(2019.4.12.)
抗生物質の点滴は続ける物ではないので3日間しか使わないと言われました。この点滴が外されたことによって1日に2~3回もけいれん発作が起こるようになりました(抗けいれん薬【口径の薬は服用し、量と種類を調節していました】)
抗生物質の点滴がある3日間は久々に爆睡したという幸せな感覚でした。(手術して本当に良かった)と思っていました。しかし、本当の病状と向き合うのはここからでした。
この抗生物質の点滴が外された日から、けいれん発作が1日に1度以上必ず出ました。いかにけいれん発作が出ないようにするかを考えて発作に抵抗する日々が始まりました。(けいれん発作の原因は、発熱、睡眠不足、ストレス等があると聞く、それぞれが蓄積されて起こる場合もあります。私はけいれん発作の予兆が分かるタイプだったので、その予兆がパニックとも繋がったのかもしれないし、予兆自体がパニックだったのか、けいれん発作が起こる今でも分からないです)
退院後も、けいれん発作が起こりそうになると深呼吸するなどして回避できることも稀にありましたが今になってようやく、起こるときは起こってしまうと思えるようになりました。そして退院後も私を悩ませる症状となりました。
落ち込むことも有りますが、それでも普段は自由に体が動かせることに対して感謝感謝です。