病気になってからの時間のながれかた

日々の興味を持ったこと、食べること、健康を中心に書いています♪ 現在は外来受診中です、脳腫瘍になった方との情報の共有したいと思ってBlog始めました☆

2019.4上旬、アストロサイトーマの手術・ハードル上げてしまうが今日”天気の子”の空が見えた

こんにちは、今日は脳腫瘍アストロサイトーマの手術についてお話します。

 

 

カテーテルの検査(2019.4.8/入院から7日後)

 

脳腫瘍に繋がる太い血管が無いかどうかを監査して画像で確認する検査。有る場合は腫瘍に栄養が届かないようにその太い血管に詰め物をする。

 

 カテーテル検査は終始患者の感覚を確認するため、覚醒手術だった。(カテーテルチームが組まれているようだった。翌日の手術メンバーとは違う医師で結成されていた)

 

 検査が始まり管が目的の場所に達したようだ、すると「では〇〇入れてきまーす」(多分造影剤)「ん?こっちかな?痛い?痛くない?」「お、もういいね。では終わりましょう」など担当医師が中心となって作業を進めながらチームで確認していた。気になる箇所は私に声掛けしながら和やかな雰囲気作りをしてくれた。

 検査も終わり掛けになんか頭のこの辺が熱く感じますとか気になった事は私も質問した。最後片付けながら医師の1人が大きな検査用の映像パネルでここが動脈で、など私にも分かるように教えてくれた。

 私は緊張が解けたのと、きっと私の反応を確認されてるんだろうと思い沢山話をした。

 私は血管の詰め物をせずカテーテル検査は終了した。

 

 

・脳腫瘍の切除手術(2019.4.9/カテーテルの翌日)

 

 全身麻酔での手術、私の腫瘍は場所的に切除できる範囲が少ない為、切除した腫瘍は生体検査用に全て使われた。なので正確には生体検査のための手術です。

 

 手術中に同時進行でチーム内の検査技師の先生が生体検査を行い、その他3件の検査機関に生体検査依頼を出したと聞きました。すべての鑑定結果が揃い、確実な結果が分かってから今後の治療方針が決まります。

 結果がなかなか出揃わなかったので、(担当医に私のアストロサイトーマ、悪性、グレード2の場合は「ミーさんの場合は治療にすぐ取り掛からなくても大丈夫です。それよりも確実に検査結果を待つことが必要です。」と何度も念を押すように説明されました。)

 

 手術室に入り、準備途中に手術室担当の女性看護師は、「手術がしやすいように髪を結びますね~と言いながら、肩まである髪を編み込みをしてくれた。男性医師たちは無関心な様子だったのを見てか、看護師が「女子は髪が大切なのよ~!」的なことを言って私を和ませてくれた。ありがたいと感じた。

 担当医師に「手術で頭丸坊主にしていいか?」と担当医師に確認された時に了承していたので、手術が終わると丸坊主になると思っていたが、傷口周辺少しだけ刈られており、髪を下せば傷口はほとんど分からなかった。あの看護師さんはこの為に髪を編み込んでくれたんだ!!と感動した。このような細やかな事ができる人はとても素敵だと感じています。

 

  手術後はすぐ話せたし、頭もすっきりしていて色んなことを考えていた。

 

 手術後は1日ICUで術後を過ごす。手術は成功したがICUに入り、天井を見ていたらすぐけいれん発作が出た。慌ててナースコールのボタンを押すと、担当医がすぐに来てくれ「術後は発作が出やすいから大丈夫です。」と言われた。

その後3日間は抗けいれん発作の抗生物質の点滴が行われた。

 

 この抗生物質の点滴を併用した3日間は、ここ何年かぶりに驚くほど熟睡、いや爆睡できた。頭、首、肩の圧迫も無く、手術して良かった!!と感動していた。少しも抗生物質の点滴のおかげとも思っていなかった。(実際は分からないが)

 手術後はすぐ話せたし、頭もすっきりしていて色んなことを考えていた。全身麻酔後は体が痛くなるものと思い込んでいましたが、違いました。

 

明日からはその後の治療、リハビリ等で感じたこととを数回に分けて話します。

 

 

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〇2020.現在、今日夕方のウォーキングでの写真、なかなか映像では光や空気感を伝えられないです。“天気の子”の空だ!!と思ってスマホを取り出して撮りました。10分後には夕焼けで違った空になってしまってました。撮り直しはできないものですね。

 

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“天気の子”に違いない!!